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  会長の時間 3月
 
2017年〜2018年度
岸和田東ロータリークラブ会長
池 内 清 一 郎

 2018年 3月 2日  第1999回

「水の問題」

今月は、「水と衛生月間」です。
地球上で、飲み水として利用できる水は、全体の0,01%にも満たないのはご存じでしょうか。98%が海水で、2%は淡水ですが、その大部分は南極や北極の氷山などであり、私たち( 陸上生物)が利用できる水は全体の0,01%にも満たないといわれています。現在、世界で約7億人が水不足の状況で生活しており、不衛生な水しか得られないために毎日4900人(年間180万人)の子どもたちが亡くなっています( 国連水資源報告書、人間開発報告書)。
水不足が食糧危機を招くことになります。例えば、小麦1キロを生産するにはその1000倍以上、1トン以上の水が必要と言われています。水が不足すると、食料不足となるのです。水不足の原因は、当然、水の使用量が急増したことが、最も大きな要因です。食料生産のための水の消費量は50年前の3倍、水需要全体も50年前の3倍になっています。人口増加の2倍の割合で水需要が増えているのです。
2050年には世界の人口は90億人になるといわれています。これからますます水の需要が増加します。さらに、地球温暖化により水不足の地域がでてくることになります。2025年には世界人口の3分の2が水不足になるとの予測もあります。
水不足を引き起こしている原因の多くは、アメリカや日本などの先進国の水の大量消費です。近年では、インドや中国などが近代化したことも要因だといわれています。
輸入に頼っている日本は、その生産に必要な水を間接的に消費していることになります。これを仮想水と呼ばれています。例えば、輸入している大豆の量からすると、100億トンの仮想水を輸入しているのと同じです。日本の輸入品(農産物や工業製品)ために使われている仮想水は約800億トンとなり、日本の水使用量全体約830億トンと同じ量の水を海外で消費していることになります。
牛丼1杯を化ベルト、輸入された米、牛肉の生産のために使われた数トンの水を消費していることと同じだと言われています。
私たちの生活のために水は欠かせません。しかし、このような水の危機を知り、水の使い方を見直すことが必要ではないでしょうか。


 2018年 3月10日 第2000回

「2000回記念例会」

本日の例会は、2000回目になります。岸和田東RCは、1976年(昭和51年)6月5日に創立されました。日本では1326番目、当時の地区(大阪と和歌山)では79番目です。
その後、先輩方はいろいろな活動をされてクラブを発展、充実させて来られ、今年で創立42年を迎えることができました。これまでのクラブの歴史は皆様のポケットに入れさせていただいていますので、あとでお読み下さい。
そして、今日は、記念すべき2000回目の例会になります。
これまでロータリーの活動ができたのは、会員の皆様の献身的な活動はもちろんですが、ご家族のご理解ご支援があってのことであります。そこで、今日は、ご家族にもお集まりいただき、音楽と食事で楽しい例会にしたいと思い企画しました。
音楽を楽しんでいただいた後に、3人の会員にクラブの歴史や思いを語っていただき、これまでの我がクラブの歩みを振り返りたいと思います。
そして、親睦委員会によるビンゴゲームです。役職の皆様にお願いをして景品を用意していただきましたのでご期待ください。
このように、本日は、これまでの岸和田東ロータリークラブの歩みを振り返り、新たな歩みに進むことを皆さんで確認したいと思います。
最後までお楽しみ下さい。

 2018年 3月16日 第2001回

「万国博覧会とロータリー」

先週の2000回記念例会、多くの会員、奥様にお集まりいただき有り難うございました。お陰様で無事終えることができました。また、新たな歴史を刻んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
岡本ガバナーから2025年大阪万国博覧会誘致の署名活動の協力要請がありました。強制ではありませんが、皆さんご協力よろしくお願いします。
大阪で万国博覧会が開かれました。「人類のシンポと調和」というテーマで、1970年3月14日から9月13日までの6ヶ月間。大阪千里ヶ丘で開催されました。77カ国が参加しました。岡本太郎作の「太陽の塔」が建てられ、アメリカ館の「月の石」などが人気を集めたことは記憶に残っていると思います。
このときの万博会場で、RCの例会が開かれたことはご存じですか。万博会場で例会を開く計画が4年前から進められ、全国から5800万円もの協力金が集まったようです。
3月14日に開会式が行われ、その2日後の3月16日、大阪RCの例会をスタートに日曜・祭日を除いて9月13日の閉幕までに、153回の例会が一日の空きもなく連続して開かれたようです。ホストクラブ153回、出席者23,380名、1回平均152名、外国からの来訪者54ヶ国、1737名、国内ビジター7.310名だったそうです。大阪市内RCと吹田RCから会場内に13,500本の「平和のバラ園」が寄贈され、2年後には、会場敷地の森林公園に余剰金で造園した「ロータリーの森」を万博記念協会に寄贈したそうです。このように、1970年の大阪万博とRCは深い関わりがありました。
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