第2011回例会報告[2018年6月1日(金)]

会長の時間

「ロータリーと親睦活動」

会長 池 内 清一郎

5月26日、27日、親睦活動委員会と職業奉仕委員会のコラボにより九州の博多、柳川、熊本方面の親睦旅行に行ってきました。天候にも恵まれ、大変楽しい旅行となりました。後ほど和田親睦委員長の卓話がありますので、旅行のことは和田委員長にお任せします。親睦委員の皆様、職業奉仕委員の皆様ご苦労様でした。
6月は、「ロータリー親睦活動月間」です。以前からロータリーは「親睦と奉仕」だと言われてきました。親睦と奉仕はロータリー活動を支える大きな柱であります。会員同士が繋がり、それを維持、発展させるのが親睦であり、これがなくなれば奉仕活動どころではなくなります。従って親睦活動は重要であるから推進しなさいというのがこの月間であると私は思っていました。
しかし、ロータリー百科事典を見ますと、6月は、レクレーション活動や保健と医療問題に共通の関心を寄せるロータリアンや、類似した職業を持つロータリアン同士の国際親善と善意の重要性を認識し、親睦活動への参加の増加及びこのプログラムに対する理解を促進するため、RI理事会によって「ロータリー親睦活動月間」として指定されたのであります。
RI理事会は、各親睦グループがプロジェクト、活動及び催しを通して6月の「ロータリー親睦月間」を祝う活動を強調するよう奨励しています。ロータリー親睦活動は、1928年、エスペラント語に関心を持つロータリアンが集まったことをきっかけに、非公式に始まりました。1947年には、ボート好きのロータリアンのグループが、自分たちの船にロータリーの旗を掲げ、ロータリアンの国際ヨット親睦グループと名乗りました。現在、最も長く継続して活動しているのがこのヨット親睦グループです。このように、スポーツ、趣味、職業上の関心をはじめとしたロータリー親睦活動グループは100団体近くにあり、その全てが国際的な親睦、友好、奉仕を深める役割を果たしています。例えば、カヌーを楽しむロータリアンの国際親睦グループは汚染した川の清掃を行い、「ジッパー・クラブ」と名乗る心臓疾患を克服したロータリアンの国際親睦グループは、心臓疾患を持つ、恵まれない子どもたちの命を救う手術を提供しています。
このように、ロータリーの親睦活動プログラムは、単なるクラブやロータリアンの親睦活動ではなく、ロータリーという名称が付いていることが重要だと思います。国際ロータリーの構成プログラムで、レクレーション活動、専門職分野及び保健や医療問題に共通の関心を持つロータリアンが参加する国際的なプログラムです。このように、ロータリー親睦活動は、国際奉仕の正式なプログラムなのです。このプログラムは、RI理事会の承認が必要とされており、3ヶ国以上のロータリアンが参加するなどの条件を満たす必要がありますが、ロータリーの親睦活動は、RIから独立した活動を行っています。
以上、「ロータリー親睦月間」についてお話しさせていただきました。

卓話

今年度親睦委員会

和田史子会員

和田史子会員

納涼例会
H29年7月22日 土曜日  アカレンガステーキハウスにて

日帰り旅行
H29年10月21日 土曜日 岸和田相撲巡業 観戦 食事会 鮮箸坊にて

クリスマス例会
H29年12月16日 土曜日 KKRホテルにて

新入会員歓迎会
H30年1月23日 火曜日 レストラン日本にて

野外例会
H30年4月15日 日曜日 いよやかの郷にて

職業奉仕委員会合同親睦旅行
H30年5月26日~27日 九州熊本方面

柳川舟下り 福岡市内から車で約1時間 北原白秋ゆかりの柳川は2キロ四方延長60キロにわたって網目状の深堀がめぐらされた水郷で舟頭の舟歌と心地よい水音を聞きながらのんびりとした時間が過ごせます。200隻を数えるどんこ舟が行き交っています。一押しは柳並木が芽吹き、桃の花が咲き始める3月中旬に柳の緑と桃のピンクのコントラストが美しく春の訪れが感じられる時がおすすめだそうです。船内では飲食自由、お弁当飲み物を持ち込んで宴会でき、また寒い冬には船こたつが用意されているそうです。

熊本城 加藤清正の像が出迎えてくれる熊本城は2016年4月の地震で現存石垣をはじめ宇土櫓などの文化財建造物、大小天守などの復元・復興建築が被災しました。しかしこの5月19日に天守の屋根の足場が解体され、しゃちほこが乗った屋根だけがはっきりと見えるようになりました。2019年度中には天守閣の外観を復旧させる計画ですが、完全復旧まで20年の歳月がかかると言われています。ひとつひとつの石垣に番号をつけて写真を観ながら元の形、元の場所に組み上げていく気の遠くなる作業が行われるのですからそれぐらいの歳月はかかっても仕方なく、ニュースやネットでみる城より実際に目のあたりにする光景は地震の恐ろしさを再確認することになりました。

サントリー九州熊本工場 熊本工場は、被害の大きかった上益城郡にあります。ビールと清涼飲料水を製造し工場の外観では分からないが、天井が崩れたり、配管が破損するなどして、製造設備など内部の被害が大きかったそうです。工場見学は2017年4月に再開することができました。

山鹿灯籠 室町時代より600年以上の間、熊本県・山鹿市に伝わる国の伝統的工芸品。山鹿灯篭は木や金具は一切使用せず、和紙と糊だけで作られています。柱や障子の桟にいたるまで、中が全て空洞になっているのが特徴です。
山鹿灯籠まつりは、熊本県山鹿市、山鹿温泉にある大宮神社の祭りであり、その諸行事は毎年8月15日から17日にかけて行われています。民謡「よへほ節」のメロディーにのって、1000人近い浴衣姿の女性が、金・銀の和紙作られた金灯籠(かなとうろう)を頭にのせ、市内を踊り歩くお祭りです。

以上、会員の皆様のご協力のおかげで一年の活動を終えることができました。どうもありがとうございました。親睦委員会の皆様にも感謝申し上げます。

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