第2093回例会報告[2020年6月19日(金)]

会長の時間

 山本新一郎会長

シトラスリボン運動について

そろそろ新型コロナウイルス禍が収束に近づきつつある中で、第2波、第3波の予防を念頭に置きながらいかに通常の社会生活を取り戻していけるか、といういわゆる“アフターコロナ”対策が盛んに取りざたされるようになってきました。そんな中で回復したコロナウイルス感染者や濃厚接触者、あるいは医療従事者に対する差別や偏見が少なからず生じている現実があります。そのような差別や偏見をなくし、明るい社会を築いていこう、という運動がシトラスリボン運動です。この運動の始まりは、松山大学法学部の甲斐朋香准教授や企業経営者ら6人が設立した「ちょびっと19+」という市民グループが今年の4月に「ただいま、おかえりって言いあえるまちに」とのメッセージを込めて始められました。その活動のシンボルマークに愛媛の柑橘類のシトラスの黄緑色と「職場」、「家庭」、「地域」を意味する3つの輪が結び付けられたデザインとなっています。

これは、今年のクラブのスローガン「地域とつながろう!」のコンセプトとぴったりと一致するものです。このシトラスリボン運動を我々の岸和田でも広め、明るいアフターコロナの社会を築いていこうではありませんか!

卓話

「五大奉仕部門 活動報告」

クラブ奉仕部門 上林史和委員長

クラブ奉仕部門 上林史和委員長

クラブ奉仕委員会はクラブの活動を円滑かつ有意義に推進するための委員会で、会員組織委員会、ロータリー情報・規定委員会、例会運営委員会、親睦活動委員会、広報委員会の5つの委員会で構成されております。

 

会員組織委員会は本年も会員増強を目標に活動してまいりました。新しい会員の入会はございませんでしたが、岸和田グランドホールの小田一法会員に再入会をいただきました。

 

ロータリー情報・規定委員会は2019年4月に開かれた規定審議会においてメークアップ規定変更などがありました。それに伴い当クラブはメークアップ有効期限を半期を区切りといたしました。また次年度を見据え委員会構成に修正を加え、クラブ総会をコロナウイルスの影響で書面にて開催し、クラブ定款並びにクラブ細則の変更を行ないました。

 

例会運営委員会は出席が楽しみになる、明るく有意義な例会運営を心がけ、出席率は3月6日までの集計で95.21%となりました。

 

親睦活動委員会はクラブの一体感を生むさまざまな行事を企画していただきました。納涼例会は京都下鴨神社と鴨川沿いの「京料理・ちもと」で川床京料理を堪能しました。年末のクリスマス例会はハイアットリージェンシー大阪にて楽しいパーティーを開催しました。予定しておりました親睦旅行は残念ながらコロナウイルスの影響で中止となりました。

 

広報委員会クラブ週報の発行ならびにウェブサイトの利用による公共イメージアップを行ないました。友を読む会を2019年9月26日(木)に浪切ホール内「庄八」にて開催いたしました。2回目は開催できませんでした。

 

次年度もご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

 

 職業奉仕部門 畑田率達委員長

今年度に出来た活動は、

 

① 職業奉仕月間に、ロータリーの職業奉仕とは何であるかということを正しく理解してもらうために、1月の職業奉仕月間の卓話に地区職業奉仕委員会副委員長、角谷浩二(つのやこうじ)さんにお越しいただき、卓話をお願いいたしました。

 

② ロータリー情報委員会のご協力を頂き、新会員の方々に、職業奉仕がロータリークラブにおいて、最も大切であるということを話してもらった。

 

③ 本年度の新企画、ゲストを呼ぼう!に呼応して、クラブにゲストを招待し、ロータリーの活動を見ていただいた。

 

④ 京都薬用植物園への日帰りバスツアーを企画したが、新型コロナウイルス感染のため、残念ながら中止とした。

 

⑤ 中学生の職場体験

今年度は、7月4日、5日には山直中学の学生さんを、10月29日、30日には土生中学の学生さんをロータリークラブの会員施設で受け入れました。

 

 

 社会奉仕部門 川植康史委員長

社会奉仕委員会

・9月20日(金)秋の全国交通安全運動  岸和田駅前にて街頭啓発活動を行いました。9名参加

・「令和元年8月九州北部豪雨災害」義捐金 51,000円

・「台風15号及び19号災害」義捐金 35,000円 地区ガバナーを通じて送金しました。

・台風19号福島県郡山市の災害義援金として、郡山アーバンRCへ80,000円を送金しました。

・ボーイスカウト岸和田第4団、第5団助成金 20,000円

・視覚障害者とともに走る会 協力金 10,000円

 

地域社会奉仕 上田 潤委員長

・8月31日(土)「きれいな岸和田大作戦」に参加  和泉大宮駅周辺清掃 15名参加

・9月28日(土) 「きれいな岸和田大作戦」に参加  下松駅周辺清掃 13名参加

・10月27日(日)春木川・轟川一斉清掃活動参加 5名

・11月10日(日)久米田池周辺清掃奉仕活動参加 5名

・2月9日(日)久米田池オアシスクリーンアップ大作戦参加 10名

なお、3月から例年の清掃活動は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、すべて中止となりました。

 

4月5日(日)葛城山登山道清掃が中止となり、葛城山登山道の道標点検が出来ませんでした。

次年度の社会奉仕委員会へ持ち越しとなりましたので、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 国際奉仕部門 加藤寿昭委員長

本年度の奉仕活動を時系列で報告致します。

◇本年度は岸和田市とサウスサンフランシスコ市間の高校生交換プロジェクトの年度に当たり、昨年8月当方より15名の生徒を派遣しました。当クラブから大石武徳会員が引率して下さいました。

◇姉妹クラブのイントラムロスRCと共同でイナラロプロジェクトを展開、昨年4月の地震で大きな被害を受けた先住民の為の幼稚園の新校舎を建設しました。

◇今年大流行しましたコロナ感染症拡大防止のため、予定 されていました以下の3つの計画が中止となりました。

・イナラロの幼稚園建設の進捗状況の視察

・ホノルル国際大会の中止により参加の取り止め

・SSFからの高校生派遣が中止

◇ロータリー財団と米山記念奨学会へのご寄付は、会員全員から漏れなくして頂きました。ご協力有り難うございました。

 

 

 青少年奉仕部門 横田昌也委員長

今年は新型コロナのために、3月以降の事業が中止となってしまい残念でした。

1)第38回青少年・RYLA研修セミナーも2020年3月20日~22日の予定で和歌山市立青少年国際交流センターで開催予定でしたが、中止となりました。

 

2)「岸高こどもクッキング」は青少年奉仕委員会の代表的な奉仕活動の1つであり、参加する小学生のみならず、クッキングを指導する高校生や大学生の指導力養成にも大変有効な事業です。

第12回は11月17日(野菜カレー、ターメリックライス)

第13回は2月9日(いちご大福、とうふドーナツ)

第14回は6月に開催予定でしたが、残念ながら中止になりました。

 

3)正しい防災知識を学んでいただくために、防災月間にちなんで、9月11日に『東京防災』という本を岸和田市内の小学校及び中学校すべてに各校3冊づつ合計105冊を寄贈しました。『東京防災』は東京都が都民に配布した防災マニュアルですが、東京以外の地域でも非常に役に立つことが簡潔にまとめられています。児童・生徒の防災教育に役立てて頂けると思います。

 

 

 

 

 

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