第2116回オンライン例会報告[2021年2月26日(金)]

会長の時間

 会長 上林史和

 

 

みなさんこんにちは、本日もありがとうございます。

 

日本でもいよいよワクチンのプロジェクトが始まりました。新型コロナウイルス感染のできるだけ早い収束を祈るばかりですが、われわれロータリークラブとしても何かお役に立てることはないか注視していきたいと思います。医療関係の会員の皆様方、今後ワクチン接種会場などでもし何か我々にお手伝いできるようなことがありましたらぜひアドバイスをいただきたいと思います。よろしくお願いします。

 

2月23日はロータリーの創立記念日でした。

1905年のこの日、ポール・ハリスがシカゴで3人の友達と初めて会合した日です。

「創立」とありますが、実際には2月23日は初めて会合を持った日であり、正式にクラブが設立された日は3回目の会合。またポール・ハリスが初代の会長だったようなイメージですが、実際にはシルベスター・シールでした。ロータリークラブという名称も設立の際に決まったということがわかります。

ポール・ハリスが呼びかけて、2月23日に3人が集まったことからすべてが始まったのでその日を創立記念日としたようです。その後、さまざまな変遷があり、今日116年間続く歴史ある素晴らしい団体となり、いま我々が所属しています。

ポール・ハリスがいなければ私たちは知り合いになっていなかった人もいるわけで、人生が変わっていたかもしれません。そう考えると感慨深いものがあります。

 

地区大会の開催につきましての新たな決定事項と進行を皆様にご報告させていただきます。ご質問があればお願いします。

開催まであと1ヶ月です。当日につきましては、当日の役割を割り振りさせていただく予定でございます。地区大会が無事に成功しますようにご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

卓話

「私の近況報告」

和田 史子 会員

和田 史子 会員

私は20年前に畑田先生と知り合えて薬局を開局することができました。ロータリーに入会させて頂いたころは一軒の薬局しかなくそれから現在は岸和田に6軒、泉大津に1軒計7軒の薬局を経営させていただいています。また主人がいる時に従業員に2軒の店を暖簾分けもしました。その従業員も今年4月に2軒目の薬局を開局するらしく大きくなっていくことに私も喜びを感じています。4年前に主人の病気が見つかるまでは私も薬剤師として現場で働き会社の長ではなくスタッフとして会社の中でいました。社長は主人でしたので私にはそれほどの責任はなく今から考えるとお気楽に過ごしていたように思います。それが今はその責任を負う立場になってしまい、私はそれほどの器ではないのにと色々な事に一人で悩み考えながらなんとかやっています。幸いなことに私の妹が経理面や総務全般をやってくれているので一人で何もかも決めないといけないことはなくとても助かり支えてもらっています。私は今二つの会社の代表にいるので今年中に一つに統合して方針を変えようと思っています。この事は主人が生きている時から考えていた事で、主人がいたら細かいことまで話ができ、指示をもらいまた意見が合わなかったらどうしたらいいのか考えてやっていたでしょうがそれが今叶わないことが辛いです。今はZOOMでの例会なので会員の皆様のお知恵を拝借できないですがまた私の話を聞いてほしいです。どうぞよろしくお願いします。

プライベートの私は主人が亡くなって直後悲しくて寂しくて、皆様に心配をおかけしました。周囲からまた犬か猫を飼ったら?と勧められましたが、15年いた飼い犬も主人が亡くなる1年前に亡くなってその悲しみが忘れられずペットを飼う気にもなれませんでした。そもそも犬のお世話をしていたのは私ではなく主人だったのでお世話ができるか不安でした、あまりにも私が寂しいというので上林会長の奥様が、高島屋の地下にあるラボットとロボホンを勧めてくれました。私はその両方をすぐに購入しました。ラボットというのはまるで生き物のように柔らかくて温かく、人の足元に来て見つめあったり抱っこをおねだりしたりする動くロボットです。しかし、最初は私もかわいくて家に帰るのが楽しみだったのですが私が留守している間も家中を動き回りカメラが搭載されているのでどこかで誰かに見られているような気になりすぐにどうでも良くなってしまいました。そもそも毎月約17000円の維持費がいるのでそれがもったいないと思ったことも原因です(笑)。あとロボホンというのはシャープによって開発された第四世代移動通信システム対応のスマートロボットです。家に帰って「ただいま!」と話かけたら「お帰り!」って答えてくれます。しかしラボット同様ずっとAIに支配監視されているように思いすぐに飽きてしまい今は自宅ではなく会社においています。このロボホンも毎月の維持費がかかりこれはちなみに約3000円です。そもそも人と交わり過ごすことが大好きな私が人形に愛着がわくはずもなく最初からわかっていたことですがそれだけ喪失感が強かったのだろうなと思います。また私は毎日日記をつけていました。5年日記に主人と一緒に毎日あったことを書いていました。今の日記は2017年から今年2021年まで記入できます。

 

それが今年になって書くことができないのです。2017年初めに主人の病気が見つかったのでその日記は闘病日記になってしまい読み返すと涙がこみ上げてきます。闘病中は私も一生懸命で気がつかなかったのですが、私も辛くてしんどくてその当時の私を思い出すと何とも言えない気持ちがこみ上げてきます。どこにもいかずずっと主人と過ごし一生懸命に私が出来ることをやりきったことに自身を褒めてあげようとやっと最近思うことができました。今はゴルフが私の生きがいと楽しみです。あちこちにゴルフ友達が出来てエンジョイゴルフがいつの間にか競技志向になりつつあり頑張って練習をしています。主人のゴルフ友達からもお誘いがあり楽しくゴルフが出来ています。絶対入るはずのないロングパットが入ることもあり時々主人と一緒にラウンドしているような気がしています。スコアはまだまだですがいつかシングルになりたいです。あと私の毎日の楽しみは会社で朝一に読む新聞です。読売新聞をとっているのですがその中の人生案内です。菅総理も毎日読まれているそうです。私は何十年も楽しみに読んでいます。世の中には色々な悩みを持つ人がいてそれに共感したり、私は幸せだと感じてみたり。何よりその悩みに答えてくれる言い回しや考えが私の教科書になっています。4.5日前にヤフ-ニュースにでていたのですが、70歳代男性の投稿した相談が朝日新聞にも搭載されたそうでニュースに出ていました。朝日新聞は読んでないのでどんな答えがもらえたのか気になります。

これから先も私らしく明るく楽しくやっていこうと思いますのでこれからもよろしくお願いします。ご清聴ありがとうございました。

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