第2164回例会報告[2022年6月3日(金)]

会長の時間

 岡本平仁 会長

皆様こんにちは。本日の例会も宜しくお願いします。

 

泉本真宏様本日、入会式となります。ようこそ岸和田東RCへ

今日からのロータリーライフを楽しく過ごせることを願っております。

 

さて、祝日が1日もない6月になりました。

実は2020年からは、12月も祝日がありません。

でも、1993年には、今上陛下(皇太子徳仁親王と小和田雅子)の結婚の儀により、6月9日が休日とされたこともありました。

今月は、祝日がありませんが、梅雨にも負けずに頑張りましょう。

 

今日は、RLIについてです。

以前にも一度お話ししましたが、今回は具体的に紹介したいと思います。

ROTARY LEADERSHIP INSTITUTE(インステュート)

直訳すると、ロータリーリーダーシップ研究会(RLI)となります。世界各地の地区に組織され、他地区合同での、草の根レベルの指導力育成プログラムです。

当地区で今年度は、3月4月5月と3回開催されました。リモートで行われました。

パート1からパート3まであり、各パートには6つのセッションがあります。

1つのセッションが、50分、15分の休憩を挟んで、次のセッションが始まります。

午前中3セッション午後から3セッション

(朝9時から始まり、午後4時すぎまで、びっしりあります。)

パートⅠ

1ロータリーにおけるリーダーシップ(MyLeadershipInRotary)

2私のロータリー世界(My Rotary World)

3倫理と職業奉仕(Ethics – Vocational Service)

4財団I 私たちの財団 (Our Foundation)

5会員の参加を促す(Engaging Members)

6奉仕プロジェクトを創造する(Creating Service Projects)

という6つのセッションからなっております。

パートⅡ

1ロータリーの機会(Rotary Opportunity)

2効果的なリーダーシップ戦略(Effective Leadership Strategies)

3会員を勧誘する(Attracting Membership)

4チーム作り(Team Building)とクラブコミュニケーション(Club Communication)

5ロータリー財団II 目標とする奉仕 (Targeted Service)

6米山記念奨学事業(Rotary Yoneyama Memorial Foundation)

パートⅢ

1戦略計画とクラブの分析(Strategic Planning & Analysis)

2ロータリー財団III 国際奉仕(International Service)

3公共イメージと広報 (Public Image & Public Relations)

4強いクラブを創る (Building A Strong Club)

5規定審議会・決議審議会(The Council on Legislation & Council on Resolutions)

6変化をもたらす(Making a Difference)

 

RLIは、最近ロータリー・クラブに入会した会員を含む、潜在的なクラブ役員および他のクラブ会員を対象に、一連の質の高い指導力育成コースを実施しています。コースは、世界中の指導力とロータリーの知識を重視しています。ロータリーへの参加を促進することによって会員維持にプラスの影響となることは確かです。

 

RLIの目的は、DLから与えられたテーマに関して、参加者同士で議論を交わす事で、ロータリーに関して色々な角度から考える機会を得て、参加者個人個人が新たな気づきを得る場です。そこには、色々なクラブが持つ多様性を認め自クラブの状況を客観的に見る事でクラブのさらなる可能性を見出します。

最終的には、クラブの将来のリーダーを育てる目的がありますが、新会員には他クラブの方と意見交換する事で広い視野を持った会員になることが出来ます。

この様な刺激が入会歴の浅い会員の大会防止に効果があると考えら、そう思います。

当地区では

RLIは、毎年開催されることになってますので、まだ参加したことのない会員の方は、是非参加してみて下さい。ロータリーの世界がぐっと広がるはずです。

 

以上、会長の時間とさせて頂きます。有り難うございました。

卓話

「ウクライナからのエミリアちゃんを迎えて」

川植康史会員

川植康史会員

エミリアちゃんは、2月に、始まったウクライナへのロシアの侵攻のために、家を失い、家族もバラバラになり、祖国を追われ、学ぶ機会も奪われて、隣国のポーランドにお母さんと妹と避難していました。

ウクライナで、戦闘に参加している、お父さんが見つけた、JSUS(ウクライナ学生支援会)という、日本で学ぶというプログラムに参加を希望し、一人で日本にやってきました。JSUSは、清風情報工科学院校長の平岡憲人様が代表を努める組織です。

 

エミリアちゃんは、川口会員の家にホームステイをし、その後、川口会員が運営する施設の一室で生活を始めています。

本当に、寂しく、悲しい出来事ですが、勇気を持って前を向いて進んでいます。

そんな彼女たちの姿を見て、奉仕団体として岸和田東ロータリークラブは、何をしないといけないのかを会員の皆さんと考えたいと思います。

 

17歳といえば、恋愛や夢や希望がいっぱいあり、今から、とても、楽しい日々が待っているはずなのに、ウクライナの子供たちは、過酷な現状を乗り越えないといけないという試練に立ち向かっています。

 

エミリアちゃんたちには、日本に来てよかったと思って欲しいと、思います。

日本を第2の故郷のように思っていただきたいです。

 

 

 

わたしは子どものころからいつも、日本に来たいと思っていました。それは私の夢でした。

この2月、急に戦争がはじまり、私と母と妹は、モルドバへ避難することにしました。そこでしばらく暮らしたのち、ルーマニアへ逃げました。私の父は、まだウクライナにいます。なぜなら成人男性は、ウクライナに残らなければならないからです。父が、このJUSUプログラムを見つけ、応募することにしました。いま、私の夢は叶いました。

 

わたしは光生会でホームステイをし、リベラル高校に通っています。午後からは、清風情報工科学院で日本語を勉強しています。わたしはここに来ることができ、清風情報工科学院・リベラル高校・光生会のサポートに感謝しています。

 

私の街、オデッサは黒海の近くにあります。今現在は、戦争の危険地域ではありませんが、いつでも第2のマリウポリになりえるところにあります。私の家族は、私が今日本で安全に暮らせていることを喜んでいます。この戦争がすぐに終わることを願っています。

 

わたしが日本に滞在する間、できる限りの日本文化を勉強し、体験し、その経験をウクライナに持ち帰りたいと思っています。

 

繰り返しになりますが、本日岸和田東ロータリークラブに招待していただいたことに感謝いたします。

トピック

泉本真宏会員 入会式

(推薦者:奥 忠道会員、山内隆史会員)