第2174回オンライン例会報告[2022年9月2日(金)]

会長の時間

  木戸伸男 会長

 

今日は、ズーム例会にご出席有難うございます。コロナ感染状況が改善するまで、もう少しの間 会食を伴う例会を控えさせて頂きます。

ご理解、ご協力のほどお願い致します。

さて、本日は定例理事役員会の予定日ですが審議案件がないので、開催を取りやめ、この時間をお借りして、国際ロータリー第2640地区から来ております地区大会の案内のご報告をさせて頂きます。

大会日程は

11 月5日(土) 地区大会1日目 : 和歌山城ホール(南海和歌山市駅から徒歩15分)

13:30~ 本会議 / R I会長代理による講演

: 講演 熊野本宮大社 宮司 九鬼家隆氏

: 立法案検討会

18:00~  R I会長代理歓迎晩餐会 ダイワロイネットホテル和歌山

 

11 月6日(日) 地区大会2日目 : ホテルグランビア和歌山(JR和歌山駅前)

10:00~ 公開講演:(株)島精機製作所 代表取締役会長 島 正博氏

13:00~ 本会議

14:05~ 講演:有人宇宙システム㈱ 常務取締役 前村孝志氏

16:50  閉会

となっております。できるだけ多数のご登録をお願い致します。

又これに先立ち、地区大会記念ゴルフ大会の案内がきており、東友会の岩出善久会員のお声がけで多数のご参加を頂いております。有難うございました。

近隣8クラブの南輪会ゴルフコンペの案内を昨日、各クラブに発送しました。

11月12日(土)天野山カントリークラブで開催します。我がクラブがホストクラブです。多数のご参加と運営等のご協力、よろしくお願いいたします。

 

今日は月はじめで「君が代」を斉唱しましたが、歌詞にある 「さざれ石」を 漢字で書くと「細石」です。文字通り細かい石・小石を意味します。さざれ石は石灰岩のことで、雨水に溶ける性質があり、鍾乳石が出来るのと同じ原理で、小さな石が立派な大きな岩(巌)なるまでの非常に長い歳月を表現し、さらにその上に「苔のむすまで」の長い歳月も表現されています。長い伝統や歴史を重んじる、

日本独特の表現だと思います。

 

 

 

卓話

「ロータリーの公共イメージ」

社会奉仕委員会委員長<br />
辻林一郎 会員

社会奉仕委員会委員長
辻林一郎 会員

 

日本では、ロータリーの例会が一部の市民から昼食会と誤解をされたり、奉仕事業による記念建立物の裏面片隅に控え目にクラブ名を表記するなど陰徳精神が優先されていたようです。そのため、市民には奉仕活動の思いが十分に伝わらないこと、地域社会にも十分に認知されないことがあったのではないでしょうか。

 

今年度、社会奉仕委員会を担当していますので、本日は岸和田東ロータリークラブで過去に実施した地域社会奉仕活動から、ロータリーの公共イメージを皆さんと一緒に考えたいと思います。

 

クラブ20周年記念事業である、自然保護のためブナ林を守ることを主眼とした和泉葛城山登山道の整備事業を取り上げてみたいと思います。

 

この事業を体験したメンバーは、現在の在籍メンバーの4割ですので、事業の概略を説明させていただきます。

この事業は、1994~1995年度(水田博史会長)から計画、一部実施され、1995~1996年度(岩出正次会長)にクラブ20周年記念事業として完了しました。

メンバー、行政(岸和田市)、一般市民、メンバーの家族を巻き込んだ、お金と体を使い、知恵を絞った事業でした。

 

案内板設置について

牛滝山・和泉葛城山周辺の案内図の案内板(横1.40m×縦1.80m)は、牛滝山バス停前に1996年(平成8年)5月設置。なお、案内図はクラブ40周年記念事業にて改修されています。

 

道標設置について

登山道に道標7か所のうち6か所は、1995年(平成7年)6月に設置し、後1か所は、1996年(平成8年)3月に設置。

 

標識設置について

林道に距離表示(例:山上まで7.2kmと山上から7.2km)した標識が、全長7.2kmに200m間隔で35か所設置。

また、標識は3種類(ガードレール取付型、地上取付型、擁壁取付型)用意され、取り付け場所に合わせて設置されました。

 

特に標識の設置には3つの効用(目的)があります。

・登り口から山頂までの間、自分の位置を確認することができる。

・林道上での万一の事故・怪我などの緊急時に、その場所を示すことができる。

・地域から知られるロータリー、公共イメージの向上になっている。

長年の案内板、道標、標識の維持活動が、公共イメージの向上となっている活動事例であると思います。

 

ロータリーの奉仕活動において、公共イメージを考えるとき、「愚者は経験に学び 賢者は歴史に学ぶ」という名言もあるように、私たちクラブで実施された過去の活動を学習することで、沢山のヒントを得られるのではないでしょうか。

 

なお、現在、林道牛滝線は、土砂崩れによる復旧工事のため通行止めとなっている状況です。通行止めの解除は令和5年3月の予定とのことです。

クラブでは、2023年(令和5年)4月9日に恒例の野外例会(和泉葛城山林道の清掃活動と案内板、道標、標識の点検・修理)が予定されています。

皆さん、よろしくご協力をお願します。

 

 

トピック

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