第2180回例会報告[2022年11月11日(金)]

会長の時間

  木戸伸男会長

本日もご出席、有難うございます。

先週、5日・6日 二日間 和歌山城ホール、ホテルグランヴィア和歌山に於いて 2022-2023年度 国際ロータリー第2640地区 地区大会が開催されました。昨年・一昨年と新型コロナ感染拡大の為、規模を縮小、日程も短縮して開催されましたが、3年ぶりに予定通り開催されました。ご参加下さいました会員方々には、誠に有難うございました。又、大会2日目の最後に、2640地区から「ポリオ・プラス寄付優秀クラブ賞」表彰、国際ロータリークラブから「END POLIO NOW」 感謝状を受けたことをご報告申し上げます。

1日目の講演は、熊野本宮大社の宮司 九鬼家隆氏「甦り熊野本宮」、2日目は午前中に、公開講演 株式会社島精機製作所の創業者である島 正博氏の「変革する力、チャレンジする力 愛と創造と気で挑む」、午後は地区大会記念講演 有人宇宙システム株式会社の 前村孝志氏の「日本人は月に立てるのか~日本の宇宙開発の現状と将来~」 3つの講演を拝聴しました。和歌山出身の方々の講演でしたが、最後の日本の宇宙開発の現状、日本のロケット製作の現場~種子島宇宙センターの発射台、国際宇宙ステーションでの宇宙飛行士の日常生活等ビデオを交えての講演は、具体的な映像と解説があり興味深いお話でした。前村氏は過去に6回のロケット打上げ執行責任者の経験があり、失敗はないそうです。ロケットの発射成功率は、過去の確立として95パーセントだそうで、すなわち20回に一度は失敗するそうです。それと、宇宙飛行士の生活の中で一番大変なのは毎日の排泄で、具体的な映像で機器の使用方法など興味深い講演でした。ちなみに、前村氏は、20回に一度は失敗するロケットには絶対乗りたくないし、日本の宇宙飛行士の低収入(1,000万円以下だそうです)でこんな不自由な生活をしたくないと、笑いを誘って、締めくくっておられました。

以上、会長の時間でした。

 

卓話

「英語と日本語」

上林史和会員

上林史和会員

本日は、習い事をするのは楽しいな、新しい知識を知ることはおもしろいなという心境になった話です。

近況としましては、久々の海外・シンガポールに行ってきました。今回感じたのは入国カードなどいろんな事がデジタル化となっており、事前にアプリ等の登録することが増えております。もちろん国によっても違うでしょうし、またツアーの場合は旅行社のヘルプがあるかもかも知れませんが、個人で航空券を買われて渡航する場合は事前にしっかり入国について下調べをされたほうがいいと思います。

さて、半年ほど前から特に具体的なモチベーションがあったわけではないのですが、急に英語を勉強しようと思いたってレッスンを受けております。英語は世界の17億人が使用しており、事実上世界のデファクトスタンダード言語であります。日本人は義務教育から英語を学びますし、カタカナがあるので日常の中に英語がたくさん使われております。しかしながら英語で会話できる人はわずかです。その理由を考えると

 

1)発音、発声が全く違う

母音 日本=あいうえお  英語=20種以上

自分が正しい発音で話せなければ聞き取れないと思います。同じ日本語でも他の地方の方言などはわからないと聞き取れないのと同じです。

 

2)順番の問題=英語は位置言語

私は 英語を 勉強する

英語を 勉強する 私は

勉強する 私は 英語を

日本語はある程度あいまいでも通じますが、英語はルール通りでないと意味が変わってしまいます。

I  study English

誰が→どうする→何を

 

3)日本語は結論を先延ばし 英語は結論を先に言う

日本語は詳細のあとに結論を言う場合が多いです。

<私は> 毎朝 公園で <走る>

英語は結論が先で、あとに説明がつくことが多いです。

<I >< run >  in the park  enery morning.

 

4)英語は時制が重要

英語は、現在・現在進行・過去・未来(現在完了・過去完了等)の文法がそれぞれ違います。

I study English. 現在=日常的に、習慣的に、いつものこと

I am studying English 現在進行=今、一時的に

 

技術の進化で翻訳のアプリケーションなどもどんどん優秀になってはおりますが、中学生レベルの英語を徹底的に<発声>するような教育プログラムがあってもいいと感じます。

 

ここからは、この場の全員の共通言語であるロータリー用語について一緒に見ていきましょう。

 

トピック

11月度 会員誕生日の御祝

 

11月5日(土)・6日(日) 第2640地区 地区大会

   

 

10月31日(月) サウス・サンフランシスコ市歓迎昼食会

(サウス・サンフランシスコRC会員と)