山元芳裕 会長
皆さんこんにちわ!
本日は、岸和田市魅力創造部文化国際課の中出孝平様、ようこそいらっしゃいました。
今週は、神戸淡路大震災から29年目の慰霊祭が神戸・西宮等で行われました。
当時、私は40歳でした。町内の子ども育成会のお世話をしていました。当日は、子どもたちが神鍋高原にスキーを体験する行事を予定しており、朝早くから段取りをしていました。遠くの方から、重機のキャタピラが、がたがた・ゴゴゴゴと地響きを鳴らしながら近付いてきて、急に家が大きく揺れ、家族で大騒ぎになった事を思い出します。何が起こったのかまったくわからなかったです。
午前中、時間待機をして、テレビ、ラジオでの情報の結果、淡路島、神戸、西宮方面の震災での状況が徐々にわかってきました。阪神高速橋脚が倒れ、神戸のビルが倒れ、町中の家屋が崩壊された状況のテレビ画像は、すごい状況でした。当然スキー体験の行事は中止になりましたが、自分の人生でこのようなことに遭遇するとは夢にも思わなかったです。
死者6,434人 負傷者 43,792人 全壊及び半壊家屋 249,180軒
死因の原因は、家屋倒壊による圧迫、窒息死が過半数を占め、その他の死因として、焼死、全身やけど、外傷性ショックなどです。また、死者の年齢別を見ると、65歳以上の高齢者が49.6パーセントと多くなっています。
今年も同じような天災が能登地域で発生いたしました。寒空の中、肩を寄せ合って避難生活を余儀なくされています。何とか生きるため、今後の生活の為、私たちの援助の手を差し伸べて行きたいと思います。
私たちも、今一度防災意識を強く持ち、これから起こりうる、南海トラフ巨大地震にも対応できうる為の生活環境を整えて行きましょう。
能登地震の被災者の皆さんの少しでも早くの復興をお祈りいたします。
本日の会長の時間をおわります。